COPDは、世界的に死亡者数が増加傾向にあり、世界の死因第3位になっています。
日本でも健康日本21においても死亡率の減少させることが目標に設定されています。
COPDは、タバコ煙を主とする有害物質を長期に吸入暴露することなどで生ずる肺疾患です。
近年の研究では、お口の健康状態とCODPに関する報告が多く出されおり、重度の歯周炎患者はCODPの増悪に関与していることや、CODP患者への歯周病治療により、増悪頻度の低下と肺機能低下の速度が緩やかになることなどが報告されています。
CODP患者のだ液中には、細菌量のが多く、その種類も多様であるという報告もあります。さらに、CODP患者の喀痰の中には歯周病の原因菌の一つであるフソバクテリウムが多量に存在していることから、歯周病治療はCODPの進行を軽度にするともいわれています。
日常から口腔内を清潔に保つことが大切ですね。