最近は、電動歯ブラシで歯磨きを行っている人が増えてきていますよね。
もしくは、これから電動歯ブラシを使おうか迷っている人も多いかと思います。
そこで、電動歯ブラシの正しい使い方について、ご紹介します。
電動歯ブラシは1分間に1万回振動している
まず、電動歯ブラシの特徴について知っておきましょう。
電動歯ブラシには、ヘッドが角型のものと丸型のものがあります。
角型のものは前後に振動します。丸型のものはヘッドが回転します。
例えば、この角型のもので前後に振動するタイプの電動歯ブラシは、1分間に5千~1万回も振動します。
つまり、普通に手で磨いている時とは比べ物にならないほど、歯を激しく磨いていると言えます。
ですので、電動歯ブラシで10分も20分も歯を磨き続けてしまうと、歯の表面がすり減ってしまったり、歯茎にダメージを与えてしまったりするのです。
電動歯ブラシの落とし穴
普通の歯ブラシでは、3分や5分ゴシゴシと磨いたら、かなりの満足感が得られますが、電動歯ブラシは自分での手でゴシゴシと磨かないため、達成感や満足感が得にくく、ついつい磨き過ぎてしまう傾向があります。
さらに、電動歯ブラシは歯にブラシを当てるだけで良いので、どうしても歯を磨いているという実感が得にくいのです。
実際、普通の歯ブラシで10分以上、毎日磨いている人も多いかと思います。
けれども、電動歯ブラシで同じように磨いてしまうと、歯や歯茎を傷めることがあります。
電動歯ブラシは歯に当てるだけ
普通の歯ブラシであれば、歯に強く押し当ててゴシゴシと磨くことで、歯の汚れを落とすことができますが、電動歯ブラシで同じことをすると、やはり歯へのダメージが大きくなってしまうのです。
最近の電動歯ブラシには、そうした過剰な圧力を避けるために、圧力センサーが搭載されているものもあります。そうした高性能な電動歯ブラシを使用していれば、特に問題はありません。
意外と忘れがちなポイント
電動歯ブラシを正しく使う上で重要なポイントとしては、ブラシの交換があります。
ブラシの交換時期というのは、各メーカーでも異なっていますので、注意しましょう。
ボロボロになったブラシを使い続けていると、かえって歯を傷めてしまいます。