(新型コロナ・インフルエンザ)ウイルス感染予防に歯磨きを!!

こんにちは。
今世界を震撼させている新型コロナウイルス。
今回はウイルスによる感染症の歯磨きの重要性をお話ししたいと思います。

 

◇コロナウィルスとは

コロナウイルスは、現在までに6種類発見されています。うち4種類は、咳や咽頭痛などの上気道症状しか引き起こさないウイルスで、あとの2種類は、重症急性呼吸器症候群(SARS)と中東呼吸器症候群(MERS)として世界的に流行した種類です。

 

◇予防法

マスクの着用や手洗い・うがい等が一般的に推奨されていますが、忘れてはいけないのが歯磨きです。

コロナウイルス同様、ウイルス感染で毎年流行するのがインフルエンザウイルスとノロウイルス。
インフルエンザを予防するのには、歯磨きや口腔ケアに努めることが重要だという研究結果が出ており、同じ原理で新型コロナウィルスにも有効だと考えます。

インフルエンザは、咳やくしゃみなどでの飛沫を吸い込んだり、ウイルスが付着したものに触れたり、患者と握手をしたりすることで感染します。

鼻やのどなどの気道の粘膜に付着し、細胞内に侵入したインフルエンザウイルスは、たんぱく質を溶かす酵素(ノイラミダーゼ)のはたらきで細胞外に放出され、増殖して感染を拡大します。

歯みがきや口腔ケアをおろそかにしていると、口の中に溜まったプラーク(歯垢)に含まれる細菌が、プロテアーゼと呼ばれる酵素を出し、インフルエンザウイルスが気道の粘膜から細胞に侵入しやすくします。

プラーク(歯垢)には、気管支炎や肺炎などの発症や重症化にかかわる肺炎球菌やインフルエンザ菌のほか、重篤な感染症の原因となる黄色ブドウ球菌、緑膿菌、セラチア菌などの細菌も含まれているといわれています。

お口のなかが不潔な状態を放置しておくと感染症の重症化を招きやすくなるというわけです。

予防にはうがい・手洗い・歯磨きが大切なんですね!