鏡で口の中を覗くと、白いはずの歯が黒い・・・・そんな歯ありませんか?
歯は白い組織なので黒い色が付くと目立つもの。
今回は歯が黒くなる原因をピックアップしてみます。
歯が黒くなる6つの理由
歯の神経(歯髄)が死んでいる。
歯をぶつけたり、虫歯などで歯の神経が死んでしまうと、歯は黒くなってきます。
痛みを伴わず、知らないうちに歯の神経が死んでしまうことがあり、ある日突然、鏡を見て驚くことが多いです。こういう場合は、いち早く死んだ神経を取り除く処置をしましょう。
虫歯になっている。
虫歯になると歯が色が黒くなります。虫歯が大きく進行している場合は、削る必要があり、放置していても治ることはありません。また、黒い点が歯についている場合に、小さな虫歯だと思っていても、実は内部で大きく進行している可能性があります。虫歯が進行する前に早期治療を行いましょう。
歯に汚れ(着色・ヤニ)がついている。
歯の着色は、毎日の食事でどんどん蓄積されて、カレーやワインなどの色が強い食べ物は、特に色が付着します。また、タバコのヤニも、着色汚れの大きな原因の一つです。歯科医院でのクリーニングやホワイトニングで綺麗になります。
詰めものが劣化している。
歯の詰め物が劣化すると、黒ずんできます。特に金属の詰めものをしている場合、約3~4年程度で金属イオンが漏れ出して、歯を黒くすることがあります。また、白い詰め物でも劣化してきて、色が変化してきたのであれば、詰めものを詰め直しましょう。
歯石が付着している。
歯ぐきの下に隠れている歯石は黒色で、それらが歯と歯茎の境目から見えるようになると、歯が黒く見えます。歯周病の処置(除石)をしましょう。
抗生物質の影響。
テトラサイクリン系の抗生物質を歯の成長期(妊娠期・幼少期)に服用した場合、抗生物質の影響で歯が黒く変色することがあります。歯科医師に相談しましょう。