お茶は虫歯予防にもなる「万能薬」!?

「お茶は万能薬」日本では昔から薬としても使われており、お茶が美容や健康に良いというのは、もう随分前から言われている話ですね。
お茶は血中コレステロールを低下させて、血液をサラサラにしたり、脂肪の吸収を抑えて、肥満を解消する作用も持ち合わせています。
さらに、お茶には虫歯予防や口の病気に対しても効果があるのをご存知でしょうか?

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お茶に含まれているカテキンがポイント!!

お茶には、沢山の成分が含まれていて、それぞれ、健康に寄与する方法が異なります。
お茶(緑茶)にはカテキン・ビタミンC・フッ素・フラボノイド・ポリフェノールなど体にいい成分が色々あるのですが、そのなかでも最も注目されているのがカテキンです。
カテキンというのは、細菌やウイルスに対する強い抑制作用を持っています。
お茶に含まれるカテキンが虫歯菌の増殖を抑えてくれるのです。
 なお、お茶のカテキンについては多数の研究がありますが、緑茶(特に煎茶)が最も多く含まれているようです。

どうしてカテキンが細菌・ウイルスを抑えるの?

カテキンという物質は、もともとタンパク質にくっつきやすい性質があります。
そして、細菌のカラダというのは、タンパク質で出来ているため、カテキンが付着しやすいのです。カテキンに付着された細菌は、身動きがとりづらくなります。
すると、歯の表面に住み着くことが難しくなり、結果として虫歯の発生を予防してくれるんですね。それに加え、カテキンは歯垢(プラーク)を作る酵素の働きを邪魔する働きも持っています。
ちなみに、ウイルスに対しても、同様のメカニズムでウイルスの増殖を抑えてくれるみたいですね。