今日は子供の歯ぎしりについて少しお話したいと思います。
子どもの歯ぎしりは、歯が生え始める生後6カ月ごろから始まり、中学生くらいまで続くこともあります。音が大きく、ギリギリと削れるような音がするので、心配するママも多いようです。
大人の歯ぎしりと同じように、子どもの歯ぎしりも原因はさまざまです。
乳幼児の場合は生理的現象、2~5歳頃はストレスや噛みあわせなどの影響が考えられます。これは次に生えてくる歯の位置やあごの位置を決めようとする生理現象なので、心配いりません。
特に、乳歯が抜けて永久歯に生えかわる時期の子どもは、噛みあわせを無意識に調整しようと、歯ぎしりをすることがよくあります。
ただし、歯が必要以上に削れてしまうほど歯ぎしりが強い子どもは、歯ぎしりをやめさせるというよりも、歯を守るために「ナイトガード」というマウスピースのようなものを夜間のみ使う場合があります。
歯の状態が気になる場合は、歯科医院を受診しましょう。