最近、TV番組や雑誌などで健康に対する特集をよくしているので、何が体に良くて、何が体に悪い食べ物なのかということについて、多くの人がとても敏感になっています。
青魚はなぜ体に良いのか?
青魚(イワシ・サンマ・アジ・サバ・ブリ・ハマチ)に含まれているEPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)といった脂肪酸が関係しています。これらは、必須脂肪酸と呼ばれており、体の中で作り出すことができません。ですので、外から摂り込むしかないのです。
この必須脂肪酸は、中性脂肪や悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを増やすことで血液をサラサラにするのが、DHA・EPAの役割です。また、DHAには脳の老化防止効果、EPAには血管をやわらかくする効果があります。
青魚は歯茎を強くする!
青魚を沢山食べたからといって、歯が綺麗になったり、強くなったりすることはありません。けれども、歯を支えている歯茎とは、強い関連性があります。
私たちはよく熱いものや冷たいものを口にしたり、おせんべいのように硬いものも食べたりしますので、お口の中というのは非常に過酷な環境なんです。ですから、歯茎という組織は強くなければなりません。
そんな強い歯茎を作るのに、必須脂肪酸は欠かせない材料と言えます。
また、歯茎が強くなれば、歯周病や虫歯を予防することにもつながりますので、結果的には歯質の強化にもつながっていくといえます。