食育の合言葉「孫は優しい」

食育ってなぁに?

食育食を通して人間として生きる力を育むこと。
日々、口にする食べ物が、私たちの体をつくり、成長させ、病気に対する抵抗力を生み出してくれます。ですので、何をどれだけ、どのように食べるか。「考えて食べる力」が大切になります。
そこで、今回は食育のキーワード「孫は優しい」正確には「まごわやさしい」なのですが、このキーワードをもとに、歯や体にとって良い食べ物についてご紹介したいと思います。

「まごわやさしい」というのは

一文字一文字が、食生活を改善するのに効果的な、栄養価の高い食材の頭文字を表しています。
では、上から順番に確認していきましょう。

まごはやさしい

「ま」というは、まめ(豆)の略です。
まめというのは、豆腐やみそ、納豆などの大豆製品を表しています。豆には、植物性のタンパク質やマグネシウムも沢山含まれています。マグネシウムは、歯のエナメル質を構成している元素ですので、沢山摂ると歯質の強化にもつながります。

「ご」というのは、ごま(胡麻)を意味しています。ごまには、抗酸化作用があるため、歯茎を始めとした、全身の細胞の老化を防いでくれますよ。

「わ」わかめ(若布)のことで、海藻類全般を指しています。
海藻類は海のものだけあって、ミネラルが豊富に含まれています。歯を作る上で最も重要な材料である、カルシウムが沢山入っているのです。

「や」というのは、やさい(野菜)を意味しています。野菜には、ビタミンやベータカロチンなどが沢山含まれています。

「さ」は さかな(魚)です。
魚からは、EPAやDHAなどの必須脂肪酸などを沢山摂取することができますので、毎日食べることをお勧めします。

「し」は、シイタケなどのキノコ類を指しています。歯や骨をつよくしてくれるビタミンDが豊富に含まれています。

最後に「い」は、じゃがいもやさつまいもなどのイモ類を指しています。

これらの食材を毎日、少しずつでも良いので、バランス良く摂取していきましょう。
食育で強い歯を作り、健康な体を維持しましょう。