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防災グッズに「歯ブラシ」「液体ハミガキ」を!!

こんにちは。本日9月1日は「防災の日」ですね。

近年、日本では地震をはじめとする天災による被害が多いです。
その被災者の方々において非常に高い割合で「肺炎」が発症しているとのことです。なかでも特に高齢者に多く発症しています。
避難生活で不衛生な状態であったり、入れ歯を失った方は十分な咀嚼ができず唾液分泌が少なくなり、口腔内のバリア機能が低下し、その結果、口腔内の細菌が肺に感染してしまうのです。

健康な方でも、栄養状態が悪化し、抵抗力が弱ると十分に発症します。病院に行きたくても、医療機関が対応できる状態とは限りません。

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そこで是非、防災グッズの中に「歯ブラシ」「液体ハミガキ」の二点を追加しましょう。
被災地では水不足が問題になります。「液体ハミガキ」は水を使用せず口腔ケアができる優れたケアグッズです。

ビタミンCとビタミンAで若返り~アンチエイジングと食事⑤~

今回は、ビタミンCとビタミンAについてお話したいと思います。

抗酸化作用の強いビタミンC

ビタミンCは老化の原因である酸化(体のサビ)を減らしてくれるすぐれた抗酸化力を持っています。また、肌では紫外線ダメージで発生したしみのもとになるメラニンの生成を抑えてくれます。

ビタミンCはイチゴ、キウイフルーツ、みかんなどの果物やキャベツ、パセリ、小松菜、ピーマンなどの野菜に多く含まれていますが、熱に弱く壊れやすいので生で食べるようにしましょう。
また一度にたくさん摂っても水溶性のビタミンCはすぐに排出されてしまうので、こまめに摂ることを心がけましょう。

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細胞を復活させるビタミンA

ビタミンAは皮膚の代謝を高めて美肌力を高めたり、粘膜を保護する力を高め内臓や口の中、目の健康にも欠かせない栄養素です。
動物性の食品に含まれているのがビタミンAで、植物性の食品にはβカロチンという成分が含まれており、これが体内でビタミンAに変換されます。

ビタミンAを含む食品には、レバーやあんきもなど動物の肝臓や、うなぎ、チーズ、卵などがあり、βカロチンはニンジン、パセリ、小松菜、ほうれん草、にらなどに含まれます。βカロチンは油で炒めたりして調理すると体内での吸収が高まります。

乳歯が早く抜けた!HPP(遺伝性低ホスファターゼ症)の可能性も?

みなさん、HPPという病気ご存知でしょうか?

遺伝性低ホスファターゼ症(HPP)とは、組織非特異的ALP遺伝子の活性低下により骨石灰化不全を特徴とする稀な病気(100万人あたり20人程度)で、指定難病の1つです。
骨変形等の骨格異常のほか、重度の筋力低下、けいれん発作、疼痛や呼吸不全などの症状をきたし、生後6か月未満の乳児に発症した場合、死亡率が高いと言われています。

これまでHPPに対する根本的な治療がなかったのですが、酸素補充療法薬というお薬が開発、販売され治療成績もあがっています。

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HPPにかかっていると、乳歯が早期に抜けてしまうという事例があります。
血液検査で診断が可能ですので、もし乳歯が早期に抜けたという方がいましたら、歯科医師にご相談ください。

食物繊維で体を綺麗に!~アンチエイジングと食事④~

今回は食物繊維についてお話します。

食物繊維は、水に溶ける「水溶性食物繊維」と水に溶けない「不溶性食物繊維」とに大別することができます。

「水溶性食物繊維」には、果物や野菜に含まれるペクチン、海藻に含まれるフコイダン、こんにゃくに含まれるグルコマンナンなどがあります。
「不溶性食物繊維」には野菜や穀物に含まれるセルロース、キノコに含まれるグルカン、カニ・エビに含まれるキチン・キトサンなどがあります。

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食物繊維は胃や小腸で吸収されずに大腸に届き、食事のかさを増やして満腹感を与えてくれるすぐれたダイエット食品と言えます。

それだけでなく腸内を通過する際に小腸では免疫力を活性させたり、余分に食べ過ぎた脂肪を吸収しないように働きます。
また、大腸では腸内細菌のエサになったり、腸の汚れを落としてくれたり、便の量を増やして便秘を解消する働きもあります。

水溶性食物繊維も不溶性食物繊維もバランスよく食事に摂り入れましょう。

上手に脂質をとる~アンチエイジングと食事③~

脂質と聞けば、肥満やメタボリックシンドローム、皮下脂肪など嫌なイメージを想像しがちです。確かに代謝が下がる40代以降は、血管を汚す中性脂肪や悪玉コレステロールを増やさないように注意することが必要です。

しかし、脂質は体のエネルギー源になったり、ホルモンを作ったりする大切な栄養素です。

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そのためには、悪玉コレステロールを減らす働きを持つオリーブオイルや紅花油を摂るようにします。
牛肉や豚肉の脂は融点が高く常温で固まる性質なので、体内でも固まりやすく体を汚してしまいがちです。

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魚の油は融点が低く常温でも固まらず液体の状態なので、血管の詰まりや汚れを起こしにくく、逆にキレイにする効果も認められています。ただし焼き魚だと油が落ちてしまうので、煮つけや煮こごりなどにして魚を調理する時は油をしっかり食べるようにしましょう。

αリノレン酸を含む亜麻仁油は体内で魚の油と同じEPA、DHAに変わるので、魚が嫌いな人にはオススメです。

低GIの糖質~アンチエイジングと食事②~

食事とアンチエイジングと食事のお話。
第2回目は人体のエネルギー源になる糖質についてお話します。

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糖は摂取するとインスリンによって分解され、エネルギーになります。
しかし、血中に糖が急に増えると糖を処理するためのインスリンが大量に必要になるため、インスリンをつくる膵臓に大きな負担になります。

そこで、糖の分解がゆっくりで急激にインスリンを分泌させない「低GI食品」を摂取することが膵臓を労わって糖尿病や肥満を予防し、いつまでも若々しさを保つのに役立ちます。

低GI食品の見分け方は、米よりも玄米や麦ご飯、白いパンよりライ麦パンや胚芽パン、白い砂糖よりきび砂糖や黒砂糖など、
精製した白いものよりも、皮や胚、殻つきのものを選ぶことで体に優しく糖分を摂取できます。

親知らずは口臭の原因にもなります。

親知らずは、お口の一番奥に生えてくる歯です。若いころに生えてくる人もいれば、生涯、一本も生えてこない人もいます。
今回は、親知らずと口臭の関係についてお話したいと思います。

親知らずは食べカスがたまりやすい!

歯は、真っすぐ綺麗に生えている方が磨きやすいです。斜めに生えていたり、半分埋まっていたりすると、歯みがきが出来ず食べカスがたまりやすくなります。こういった状況では、少し気を抜くと、虫歯や歯周病などを簡単に発症してしまうのです。それに加えて、食べカス、歯垢や歯石が蓄積していくと、お口の中に臭いを発するようになります。これが、口臭の直接的な原因となります。

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親知らずは虫歯になりやすい!

虫歯は、口臭の発生源ともなり得ることをご存知でしょうか。虫歯は、虫歯菌が活動することによって発症します。この虫歯というのは、悪化していくと、歯の根元の方まで侵入していきます。すると、そこで臭いの元となるガスが発生します。これが強力な口臭の原因になります。さらに言うと、親知らずというのは、隣の歯を虫歯にしやすい傾向があります。これは、親知らずが隣の歯に引っかかり、歯と接触しているためです。そのおかげで、隣の歯は歯磨きがしにくくなり、虫歯になってしまうことが多いです。

親知らずは歯周病になりやすい!

親知らずは歯周病を誘発しやすい傾向があります。歯周病が悪化すると、歯茎の中で細菌が増殖していきます。すると、歯茎の中には膿が発生し、これが口臭の原因となっていくのです。

このように、親知らずというのは色々なお口の異常を引き起こし、口臭を発生させます。ですので、口臭が気になっている人は、まず親知らずの状態を確認してみましょう。

脂肪分を少なくタンパク質を摂取~アンチエイジングと食事①~

アンチエイジングを健康的に実践する上で、食事はとても重要な因子です。
毎日、口にする食べ物は体の中で吸収されて細胞のエネルギーになったり、骨、筋肉、脂肪、皮膚、などをつくります。
そこで今回から数回にわたり食事とアンチエイジングについてお話したいと思います。

タンパク質は脂肪を少なく

タンパク質は筋肉、骨、ホルモンなど体全体を形づくる素材として欠かせないものです。しかし、肉でタンパク質を摂ろうとすると余分な脂肪も食べてしまい、カロリーオーバーになってしまいます。

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そこで肉の脂身や霜降りなどはあまり食べないようにして、牛や豚のヒレ肉、鶏肉、羊肉、馬肉など油が少ない肉を食べる様にしましょう。その他、魚、納豆や豆腐などの大豆製品、アボガドなどを積極的に摂るようにすると、カロリーを抑えタンパク質が摂取できます。

水とアンチエイジング

人にとっての水は無くてはならないもの。
この当然のことが案外、日常生活の中において軽んじられているようです。
今回は、健康・アンチエイジング面において「水」のもつ重要性についてお話します。

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成人の場合、人の体重の約6割を水分が占めています。
水は、生命現象に必要不可欠であり、体内を循環して必要な栄養素や酸素を運び、不要な老廃物を体外に排出する役割を担っています。

人は1日どのくらいの水分を摂取すべきか?

米国のアンチエイジング医学専門医は毎日、体重1kgにつき30mlの水を飲むことが健康維持のために必要と述べています。計算すると成人男性の場合は、約2Lの水が毎日必要になります。
お茶やコーヒーは、利尿作用があるので、これらは水分摂取量には入れません。

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どのような水が健康によいのでしょう?

日本の水道水は、基本的に微生物や重金属の汚染についてはクリアされていますが、微生物を除去する目的にて塩素を添加しています。低濃度とはいえ、消毒剤をそのまま体にとりこむのは少し疑問が残ります。

「水素水」と呼ばれる水が話題になっていますが、動物実験において抗酸化効果と酸化ストレス障害の軽減効果が確認されています。

「アルカリイオン水」については歴史も長く、飲むのには適した水といえます。

「クラスター」と呼ばれる水分子の集合体にも注目が集まっています。クラスターが小さい方が細胞への出入りがしやすく、代謝を活発にするのではないかといわれています。

「ミネラルウォーター」の硬度は溶在している、カルシウムやマグネシウムといったミネラルの総量で決まります。カルシウムの多いものは動脈硬化予防効果や骨の健康に良いとされているますが、便秘を招くなどのデメリットもあります。一方、マグネシウムを多く含むものには、血圧降下作用や便秘の改善などの働きがあります。

腎臓疾患や心不全の患者さん、体が冷えやすい人やむくみやすい人など、水分摂取を控えたよい人もいます。 また、漢方では、「水毒」という考えがあり、水の飲みすぎは体に良くないといいます。

健康維持、アンチエイジングのためには、自分の体に合った水をみつけることと体調に合わせた摂取水分量を決めることが極めて重要です。

電動歯ブラシの知っておきたいこと

最近は、電動歯ブラシで歯磨きを行っている人が増えてきていますよね。
もしくは、これから電動歯ブラシを使おうか迷っている人も多いかと思います。
そこで、電動歯ブラシの正しい使い方について、ご紹介します。

Plaque beware!

 

電動歯ブラシは1分間に1万回振動している

まず、電動歯ブラシの特徴について知っておきましょう。
電動歯ブラシには、ヘッドが角型のものと丸型のものがあります。
角型のものは前後に振動します。丸型のものはヘッドが回転します。
例えば、この角型のもので前後に振動するタイプの電動歯ブラシは、1分間に5千~1万回も振動します。
つまり、普通に手で磨いている時とは比べ物にならないほど、歯を激しく磨いていると言えます。
ですので、電動歯ブラシで10分も20分も歯を磨き続けてしまうと、歯の表面がすり減ってしまったり、歯茎にダメージを与えてしまったりするのです。

電動歯ブラシの落とし穴

普通の歯ブラシでは、3分や5分ゴシゴシと磨いたら、かなりの満足感が得られますが、電動歯ブラシは自分での手でゴシゴシと磨かないため、達成感や満足感が得にくく、ついつい磨き過ぎてしまう傾向があります。
さらに、電動歯ブラシは歯にブラシを当てるだけで良いので、どうしても歯を磨いているという実感が得にくいのです。
 実際、普通の歯ブラシで10分以上、毎日磨いている人も多いかと思います。
けれども、電動歯ブラシで同じように磨いてしまうと、歯や歯茎を傷めることがあります。

電動歯ブラシは歯に当てるだけ

普通の歯ブラシであれば、歯に強く押し当ててゴシゴシと磨くことで、歯の汚れを落とすことができますが、電動歯ブラシで同じことをすると、やはり歯へのダメージが大きくなってしまうのです。
最近の電動歯ブラシには、そうした過剰な圧力を避けるために、圧力センサーが搭載されているものもあります。そうした高性能な電動歯ブラシを使用していれば、特に問題はありません。

意外と忘れがちなポイント

電動歯ブラシを正しく使う上で重要なポイントとしては、ブラシの交換があります。
ブラシの交換時期というのは、各メーカーでも異なっていますので、注意しましょう。
ボロボロになったブラシを使い続けていると、かえって歯を傷めてしまいます。