飲み物がないと食事できない子ども達

最近、小学校で給食の牛乳がなくなると同時に食べるのをやめてしまう子どもが増えているそうです。
水分がないと食事ができないという・・・。事態に

0eb742fa1a49a0897eb5d5ac07e8e6cb_m

小さな頃から食事の時に、お茶などの水分を取りながらごはんを食べていると、ご飯を噛まずに流し込んでしまうという習慣がついてしまいます。噛むことで出る唾液の量で十分食べ物を飲み込むのに必要な水分量は確保できます。
実は、「サザエさん」の食事風景には食卓の上にはコップは描かれていません。食後にお茶が出てきて、食事は終了という流れです。これが本来の正しい食事方法なんですね。

384e6f4319c77d71f263a18cb0dc5d43_m

野菜中心の食生活では、噛まないと飲み込めないため、必然的によく噛むようになります。さらに噛むことで出た豊富な唾液が食べかすを洗い流してくれます(唾液は縁の下の力持ち)
ところが、よく噛まずに飲み込んだり水分で流し込むような食べ方をしていると唾液もあまり出ないため食べかすがあちこちに残り、むし歯の予防効果も期待できません。従って、肉中心のメニューやファーストフード、インスタント食品などの多い食事は、むし歯ができやすい食生活といえるのです。
食事のときは、しっかり噛むんで唾液をたくさん出す習慣をつけましょう。消化も良くなります。